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ヒーリングルームでエネルギーに包まれた私は、インドの険しい山の洞穴にいました。
周りにはロウソクが灯り、大勢の若い修行僧が見えます。
その中で胡坐を組み修行をしている姿が見えます。
宗教の事はよくわかりませんが、ヒンズー教という感じを受けました。
最高僧はれもん先生、一番中央の高い所にいます。
左隣にはマロンさんやりり先生がいます。
私達若い僧は一生懸命修行をし、高僧から教えを学んでいます。15才から18才位の年恰好です。
よく見ると私の周りには、今世で私に関わっている人達がいます。家族であるおじいさん、私のすぐ前に座っています。主人も子供もいます。座る場所までが、とてもリアルにはっきりと思い出されます。
友人とそのご主人、地域で同じ役員をしている友人、故郷の友達、その時代にも縁が深かったのですね。私はリーダー的存在で、今世のおじいさんとは親友であり、とても頼りにしていた仲でした。
山を降りると、そこにはとてつもなく大きな寺院があるのでした。
高僧を中心に数えきれない大勢の僧がひしめきあっています。
皆、粗末な白い袈裟をまとっています。
寺院を囲むように、若い僧の住む寄宿舎が見えます。遠く様々な所から学びにきています。
沢山の努力をし一生懸命修行をした結果、たくさんの学びを得る事が出来ました。
そして、一人前になった30才の時、結婚しました。
年が離れている妻(今世の母)は、とても可愛くていとおしく感じました。一生子供は持たなかった様ですが、二人は大変仲良しでした。
高僧はヒーラーとしても働きをしていました。
貧しい人々の体の悪い所を無償で手当てをし、自分を省みずに人々に接していました。
そんな高僧から学んだ事を、今度は私がたくさんの人々に伝える時を迎え、「お金が無くても、心を豊に」と説いているのでした。
私の所には私を慕ってくれる大勢の若い僧が集まり、私が高僧から学んだ事を、又次の世代へと教え伝えていました。
私の僧として生きた時は、懸命に努力をして学び、更にその学びを次の世代へと伝える事が出来、一生その事に尽くせた幸せな人生でした。
今世の私も今、同じ目標に向かって進んでいます。
私が私らしく輝いて人々の役に立てる日を目指し、支えてくださる皆様に感謝して進んで行きたいと思います。
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