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職場の同僚にご紹介いただき、こちらで退行催眠を受けるようになりました。
初めのセッションは、インナーチャイルドを癒すようなセッションだったと思います。
今、その時を振り返ると、私は常に自信がなく周りに怯え、不安な状態で毎日を過ごしていました。セッションの回数を重ねるごとに、私は自分の本心が分かるようになり、とても生きるのが楽な毎日になりました。
今回もまた職場の先輩に酷い扱いを受け、私は怒りや悲しみを感じましたが、なんとか気をそらし、そのまま我慢して乗り越えようとしていました。
だけど大体こういう強い不快な感情が出てくる時は、このままやり過ごしても、また同じ様な出来事が繰り返し起こると分かるようになったので、根本的に自分と向き合い、この問題を解決するためにまたセッションをお願いしました。
セッションが始まると強い嫌悪感で胸がいっぱいになりました。愛したいのに愛せない苦しみを感じました。この感情は、職場のいじめてくる先輩に対して感じた感情と似ていました。急に子供を愛せない親の気持ちを感じ始めると、催眠の中で、15歳の私は赤ちゃんを抱きながら、嫌悪感を感じていたのです。何故かというと、義理の父親に性的虐待を受けて出来た赤ちゃんだったのです。その赤ちゃんは、嫌がらせをしてきた、先輩の過去世でした。先輩は職場でも私に嫌がらせをするのに、私に好かれたがったりするので、とても不思議でした。彼女は過去世では、母親である私に愛されたかった赤ちゃんだったのです。だから職場の先輩として生まれ変わった今の彼女は、私に愛されたい気持ちと捨てられた恨みの気持ちで揺れ動いたため、私に嫌がらせしたり、機嫌をとってきたりしたのです。結局、私はその過去世では、赤ちゃんを捨てた事をずっと気にしながらも、皿洗いの仕事を楽しみ、シェフの人と結婚し、その人と可愛い子供を産み、家族を愛しながらも捨てた赤ちゃんをずっと気にして生きた人生でした。
この1回のセッションで、私が疑問に思い続けた答えがいくつか分かりました。
私の疑問は、私は幸せなだけの日々をどうして過ごせないのか、何故今だに結婚出来ないのか、何故数年前に妊娠した時に中絶を選んでしまったのか。私はこのセッションが終わると急にこれらの疑問が解け、私の人生全体をパズルに例えると、いくつか抜けていたパズルのピースが急にはまって、私の人生の全体像が出来上がったように感じました。
翌日会社に行くと、会社の嫌な先輩に対して好意を向けることが出来るようになっていました。彼女はただ、私に彼女自身を認め受け入れて欲しいだけだった事がセッションで分かったからです。それだけでなく、私は現世での母の私に対する愛情に不信感や疑問を感じる事が度々あったのですが、急に分かったのです。母は私を育てるにあたり、食費や学費など大金を費やしてくれました。私はお金じゃなく愛が欲しいと思い続けていましたが、お金も愛だったのです。母は彼女の愛をお金を通して私にくれていたのです。
私は魂を磨くために生きているのかもしれないと思うようになりました。それをするには、魂の望みに沿った言動をする必要があります。魂の望みが自分でも把握出来ない時こそ、このセッションを受けて理解することが出来ます。
もしセッションを受けられる状況にない場合は、もし10分後に自分が死ぬと仮定した場合、自分が抱えてる問題に対して何を選択するかを考える事が出来ます。例えば、許せない相手がいたとしたら、相手を殺してから死ぬか、相手を許してから死ぬか。それぞれを自分が行ってから、自分が死んだ後どう感じるのかを考えると、自分がどうするべきなのか分かりやすいと思います。もし殺す事が正しい選択だと感じたら、その人は自分の魂の望みを感じとれていません。何故なら、人の魂は全員、他人も自分も愛したいという思いが根底にあるからです。
自分の魂の望みに沿った生き方をすると、自分も楽になり幸せになります。それが人生の目的だと思います。魂を込めた言動は、必ず周りの魂に感動を与えます。そうすると周りの魂も目を覚まし、自分も魂に沿った生き方をしようと思います。そうやって、世界は幸せに包まれていく世の中になるのではないかと思いました。
「人生を終える時、いい人生だったと思えるような生き方をしましょう。」
skさんはその意味を知っていましたね。
いつでもその時出来る事を、悔いの無いように進みましょうね。
れもん
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