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緊張しながられいこ先生のヒーリングを受け、質問されるとまず体が硬く、動けない感覚に襲われ呼吸も浅かった。
れいこ先生に「名前は」と聞かれ、ジョセフィーヌと答えていた自分にびっくりしていた。
国はギリシャ、木の造りの家に住んでいる。
ジョセフィーヌ3歳、病気らしく、体が思うように動かせない。「誰がいる」と聞かれ、栗毛のパーマがかった背が高くスラッとした若い男性が見えた。とてもきらきら笑っていて輝いていて、すぐに、今気になっているBさんだとわかった。ジョセフィーヌのお父さんだ。現世の母もいた。セッション前、れいこ先生の感じる“体調が悪い”のが母のものではないかと思ったが、母は優しく笑っていた。(体調が悪いのはジョセフィーヌの状態を感じていた)
ジョセフィーヌ6歳、町からのお医者さんに煎じ薬をもらっていて、体もだんだん良くなってきたようだ。ちなみにこのお医者さんのことを、私はインドの聖者の名前を挙げた。もしかしたられいこ先生だったかも? 確信はもてません。お父さんは戦争に行ったが帰ってきた。
ジョセフィーヌ15歳、体もよくなり茶色の長い髪をしている。村は80人くらい、現世の友達も数人いる。弟のお嫁さんも友達だ。
ジョセフィーヌ25歳、浮かない顔をしている。村の村長が決めた意に染まぬ結婚をしようとしている。相手はずんぐりとした人に見えた。私の結婚する人は現世の父だった。
ジョセフィーヌ32歳。6歳くらいの息子がいる。子供を持ったことで気が楽になったようだ。息子は現世の弟だった。「ジョセフィーヌは何をするのが楽しかったんだろう」と聞かれ、綺麗な洋服をきて鏡をみること、そして町にいって友達の買い物も見立てていた。
現世で私は服飾販売の経験がある。
ジョセフィーヌ48歳。頭を抱えている。旦那さんが病気だ。肺が悪いらしい。現世の父も咳喘息をもっている。息子は遠くにいってしまった。
ジョセフィーヌ68歳、入水自殺。遺体は見つかっていない。ジョセフィーヌは結婚してから、家族にあまり会いに行っていなかった。意に染まぬ結婚をしたのが恥ずかしかった。
お父さんのことが大好きだった。この人生では苦難に打ち勝てなかった。誰もいなくなってもプラスアルファの人生を生きるべきだった、と学んだ。
れいこ先生に「ジョセフィーヌが体からぬけていきます」と言われたら全身から力が抜けた。光とともに男の子の天使とあがっていくと、頭に輪のついた女性の天使がいた。「今度は好きな人と結婚しなさい」というメッセージをもらった。実は私は現世の父を疎ましく思っていた。なぜか心を許せないし、気に入らない、仕事で家を空ける日が多かったが、いない方がお母さんと和やかに暮らせると思っていた。その父からのメッセージは「真面目に働いてきて自分を認めてほしい」だった。
そしてジョセフィーヌのお父さんであるBさんからのメッセージは「今世は一緒になろう」だった。ジョセフィーヌの時から、安心出来て、きらきら輝き、胸がときめく感じは同じだ。ジョセフィーヌの服装は生成り(きなり)のふんわりとしたロングワンピースドレスを着ていて、「そのような格好でお父さんに会いに行って」(Bさんに?)とれいこ先生に言われた。
セッション後、今日来ていたダークな、だぼっとした上着にジーンズは駄目だしされた。(笑)「好みも変わるわよ」と言われた。そして今まで疎ましく思ってきた父のことを、父なりに一生懸命やっているんだと認める感情が出てきた。セッションが終わり帰ってからは、積極的に話しかける勇気が出た。癒しがおこったのだろう。少したってまだ怖い時もあるが、心の奥で許し、認めている自分がいる。
この日はもう一つ過去世をみた。
白い長い衣装に、頭に赤と青の模様の鉢巻きみたいのをした、長い黒髪と瞳の黒い綺麗な女性が見えた。
名前はトラン18歳。グランドキャニオンみたいな広大に見渡せる崖で、毎日体を自然の気で浄化している。ネイティブアメリカンだった。石で丸くかたどった所でセージを焚いている。周りは三角すいのような家が点在しており、集落は50人くらい、首長は私の伯父さんだった。そこで祭りの祭儀を取り仕切ったり、ヒーラーや巫女みたいな感じの役割をし、みんなからはミーシャと呼ばれていた年老いた人がいたが病気だった。私の現世の母だった。
トラン48歳、体をひきずりながらも崖にいって立膝をついて風に吹かれ、座って相変わらず体を浄化している。ミーシャの跡継ぎはまだ3歳の女の子。(私の現世の姪っ子だった。)まだ引退はできない。夜焚火の前で自然、神、宇宙など、自分の及ばないものに心をめぐらし思索している。白髪でしわもあるが、あの鉢巻きはしている。
そして72歳、ひっそりと亡くなった。この人生はストイックで結婚もしない、家族も持たなかったが、ただ人の為、神の為、自然の為に身を捧げ切った一生だった。やりつくした清々しい人生だった。私にもこんな人生があったと、誇りに思えた。今、自信につながっている。ちなみに馬にのり黒い長髪で、頭に羽飾りをつけた男性が見えたが、最初だれだかわからなかった。れいこ先生に「誰だか訪ねてみて」といわれて聞いたらBさんだった。
私は現世ヒーラーになることに何故かこだわりを持っていた。ストイックでなければいけない、ヒーラーにならなければいけないと思い込んでいた。
でも、れいこ先生が「もう人生楽に生きていいのよ、楽しんで生きなくちゃ。トランはもう上へあがったんだから」といわれ、少しずつ心が楽になり日々を楽しんでいいんだという感情が出てきた。今世ヒーラーになるかはわからないが、トランとして生きた人生を誇りに思い、自信とし、自分を解放していきたいと思う。
今回の人生で大切な人々と出会っている事に気付いたSHさんは、メッセージを受け取り、今の自分で出来ることを実践し始めました。
その先に広がる希望や目標を目指し、楽しんで使命をはたしていくことでしょう。
いつまでも自分らしく、楽しく、力を発揮して。
れもん
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