ヒーリング コスモス パロール TOP
 
光の中で幸せに
I I さん
 
 国はおそらくスペインで、私は男性だった。
4才の頃、お祭りがありとても楽しかった。そこには今生の家族、親戚の顔も見えた。
妹のユーラ(今生の友人Nさん)が生まれたのは私が14才の時。
私は妹が欲しいと神様にお願いしていたようだ。
私にとって、妹が全て。他に愛した女性はいなかったし、もともと結婚する気もなかった。
政治関係の仕事をしていた父だが地位は低かった。
さらに強い権力が欲しかった父、そして母は強い権力を持っていた家の娘と私を無理やりに結婚させた。お互いに愛してはいなかった。そのとき私は21だった。

 私が23才になった時、火事が起こった。
妻が家に火をつけたのだ。
家の中にはまだ妹がいて、私に助けを求めている。
私はやけどを負いながら妹を助けようとしたが、それが出来ず、妹は亡くなってしまった。
妹は私がいない間に妻からいじめられ、そして火をつけられたことに対して激しい憎悪を抱いたようだ。

 家の外で妻を見つけた私は、憎しみにかられ、彼女の首を絞めて殺した。
以後数年、私はいつも妹の墓前で深い悲しみに暮れ続けていた。
ある日、妻の父親に家に来るように呼び出された。
私は何のために呼び出されたのかわかっていた。私は妻の父に剣で刺されて、死んだ。
肉体を失ったが、私は妹に会える喜びで一杯だった。

 でも、今生でこうして肉体を通じて妹に触れられるのがわかった私は、なかなか光に帰りたくなかった。妻(過去世)が妹の近くにいる(同じ会社にいる)のも心配でたまらなかったが、自分ではどうすることも出来ないのと、光になったら上から守ってやることが出来るのがわかり、やっと帰った。

 彼がこの人生で学んだのは、「悪い感情を持ってはいけない。人を殺してはいけない。望まれない事を相手に押し付けてはいけない」という事でした。
そして、私へのメッセージは「彼女(Nさんとユーラ)を守ってやってくれ」でした。
彼は最後の最後まで、妹が心配でならなかったようです。

 数日後、Nさんがユーラ(過去世の妹)を光に帰しに行ったとき、光の中で待っていた兄と会い、兄妹で手をつないでいる姿と、そして彼女の守護天使・アリアーヌが見えたそうです。
やっと幸せになれ、私自身もとても嬉しかった。

 
IIさん,Nさんが過去世を体験し,二人とも許す事,愛する事を学びました。Nさんはカルマの清算が終わった事で,関係者のいる会社を辞めることができました。次のステップに進む事になったのですね。                 
                     (れもん)
             

トラックバック